初めての打ちっぱなし|1〜3回目でやるべき練習とコツ

打ちっぱなしって何をすればいいの?
そもそも当たらないけど大丈夫?
最初からフォームを作ったほうがいい?

初心者女性が最初にぶつかる疑問を、この記事でスッキリ解消します。

打ちっぱなしはただ“ボールを打つ場所”ではなく、
気持ちよく当たる楽しさを知る場所

大切なのは「正しい順番で練習すること」です。

この記事では、初心者が必ず意識したい
1回目・2回目・3回目の練習内容 と、
最初に誰もが悩む “当たらない原因と対策” をわかりやすく解説します。

目次

まず知っておきたい「当たらなくて当たり前」の理由

初心者の9割は、最初の数十球はほぼ当たりません。
これは 才能でもセンスでもなく、仕組みの問題

理由はシンプルです。

  • クラブが長くて扱いにくい
  • 正しい握り方と姿勢に慣れていない
  • ボールを見て打つ動作が難しい

どれも経験で解消できるものばかり。

「当たらない=向いていない」ではありません。
当たらなくていいので、まずは気にしないでOK。

打ちっぱなしに行く前に知っておきたい基礎知識はこちら

1回目の練習|とにかく“当たる感覚”を知る

使うクラブは7番アイアン1本だけ

初心者に最適なクラブは、7番アイアン

理由

  • 長さがちょうど良い
  • ボールが上がりやすい
  • フォームを作りやすい

ドライバーはまだ早いです。扱いが難しく、挫折しやすいため。

最初は小さいスイングから始める

いきなり大きく振ると当たりません

おすすめは

  1. 腰の高さまでクラブを上げる小さなスイング
  2. コンッと当たればOK
  3. 当たらなくても気にしない

打てなくて当然なので「気にしないこと」が最大のポイント。

10球に1球でも当たれば十分すぎる!

初心者が最初の練習で目指す基準は…

10球中1球当たれば合格◎

焦らなくてOK。1球の成功体験がモチベーションになります。

2回目の練習|ミート率を上げる“再現性のステップ”

前回より少しだけ大きいスイングにする

目安は「肩の高さまで上げる」くらい。
大きくしすぎず、あくまで“少しだけ”。

10球中3球当たれば理想的

この時期は技術よりも 慣れ が大切。
上達のスピードは人それぞれで問題ありません。

力みを抜く練習をする

当たらない理由の半分は「力み」。

  • 深呼吸
  • 肩の力を抜く
  • スイング前にクラブを軽く揺らす

たったこれだけで、当たる確率が一気に上がります。

3回目の練習|“当てる → 方向性”へステップアップ

ここまで来ると少し当たるようになってきます!

狙いを持つ(向いている方向を意識)

まだ難しいことはしません。
打席前の1本の線をイメージして、クラブを構えるだけでOK。

フォームの形より“同じリズムで振る”が大切

初心者がやりがちな間違い

  • フォームばかり気にする
  • YouTubeの上級者のスイングを真似する

→ まだ早いです!

この段階は
同じテンポ。ゆっくり振る。とにかくリラックス。
これだけで十分に上達します。

“当たらない”原因と対処法:初心者の悩み98%はこれ

原因① 目線がズレている

ボールを見るつもりが、顔が上がりやすい。

対処法

インパクトの瞬間だけは「ボールの右側」を見るように意識。

原因② 体が止まってしまう

手だけで振ると当たりません。

対処法

胸を少しだけ回すイメージでOK。

原因③ グリップが合っていない

握り方が違うと当たらなくて当然。

対処法

  • 左手の指で握る
  • 右手は添えるだけ
  • 握りすぎない(5段階の3くらい)

原因④ 力が入りすぎる

初心者の70%はこれです。

対処法

  • スイング前に肩を回す
  • 深呼吸
  • 足の力を抜く

脱力」こそ最大のコツ。

原因⑤ ボールを上げようとする意識

初心者はボールをすくい上げようとしがち

対処法

クラブは 勝手にボールを上げてくれる構造
すくわず、下に打つイメージで丁度いい。

練習の振り返り法(上達の近道)

良かった1球だけ覚える

毎回の練習で「今日一番の1球」だけ記憶すればOK。
成功体験は次への自信になります。

動画を撮ると上達スピードが2倍に

スマホのスローモーションで十分。

  • 前から
  • 横から

の2パターン撮ると、自分のクセがわかります。

練習に慣れてきたら、次のステップへ

コースデビューに向けて“次のステップ”を知りたい方はこちらへ。

👉 ゴルフ練習場デビュー完全ガイド

この記事を書いた人

女性ゴルファーの活動をサポートしながら、初心者女性に役立つ情報を発信しています。

目次